私たちの仕事は
幸せを作ることです
世の中には、いわゆる心身の障害だけでなく、性別、年齢、家庭環境、経済力など、様々な障壁のために生活が困難な人々がいます。
私たちは、利用者の人生に長く寄り添い続け、日常の生活を総合的にサポートすることで『普通』に暮らし、楽しみのある生活を作っていきます。
会社情報
社会福祉法人祉友会は2001年に設立し、「重度の障害者が暮らす場所が足りない」との課題を解決するために身体障害者療護施設「リバティ神戸」の開設からスタート致しました。
それから20年以上、入所施設と通所事業所の多職種連携によって、全身麻痺・高次脳機能障害・難病・行動障害など、10代から80代までの様々な利用者の生活を支えています。
事業所拠点
私たちの仕事ストーリー
「Aさんの”私なりの子育て”」のために
Aさんは2人の娘と3人で暮らしていましたが、難病によって半身まひと高次脳機能障害となり、2人の子供を家に残してリバティ神戸へ入所することとなりました。Aさんは、子供だけの家で長女に次女の世話をしてもらい、自分は親として子供に何もしてやれないことを悩み、自暴自棄になっていました。
施設ではAさんとの面談を継続し、「親として、Aさんが障害があっても一生懸命に生活する姿を見せることも、子育てだと思いますよ。」などの話し合いを続けたことでAさんは少しづつ自分を取り戻し、前向きになっていきました。
その後、小学生だったAさんの次女は、Aさんの兄弟のご家庭に受け入れてもらうことで中学~高校と進学し、今では新しい家庭を築いておられます。
「一人暮らしの実現」のために
Bさんは建築現場で働きながら一人暮らしをしていましたが、脳卒中をおこし、半身麻痺と数字や言葉が十分理解できない重い言語障害が残り、リバティ神戸に入所しました。
高齢だった父も亡くなり身近に頼れる親類もなく、日常動作やコミュニケーションに困難を抱えていましたが、Bさんの「一人暮らしがしたい」の思いが消えることはありませんでした。
施設ではBさんの希望を叶えるため、他施設と連携して「一人暮らし体験」などのプログラムを実施し、一つ一つ課題を解決しながら自立生活の計画を進めていきました。
最後にアパートの保証人や銀行の窓口手続き・病院受診などの課題が残りましたが、退所後も施設がサポートを続けることで、一人暮らしを実現されています。
私たちの働き方
私たちは質の高いサービスを提供するためには、職員のスキルアップとワークライフバランスが必要だと考えています。
祉友会では新卒・未経験から介護福祉士などの国家資格の所得、さらには実践研修などを通じて職員が成長し、専門性を高める仕組みがあります。
またワークライフバランスとして、残業削減・有給消化を促進・新卒者の定着などを進めており、2018年からは厚生労働省のユースエール認定を取得しています。